好書好日(こうしょこうじつ)は、ライフ&カルチャーを貪欲に楽しみたい人におくる、 人生を豊かにする本の情報サイトです。映画や美術、食などをもっと楽しむための本の紹介から、朝日新聞の読書面に掲載された書評まで、あなたと本の出会いをお手伝いします。
内藤濯ないとうあろう、辰野隆たつのゆたか、岸田國士きしだくにお……今から百年前の「東大仏文」の仲間たちとともに、白水社の創業者・福岡易之助ふくおかやすのすけは、日本に「フランス語の文化」を広めました。今年で百周年を迎えた雑誌『ふらん ...
グローバル化が進む中、国際結婚をしている人や、海外で活躍している日本人に関心を持ってくださる方が多いのではないでしょうか。「国際結婚を考える会JAIF(Japan Association of Intercultural ...
成長、発展を常に目指すのが当然という社会観に疑問を呈した一作。前作の正欲と同じく頭を殴られるかのような強烈な読書体験でした。個人的には、人生で初めて作家さんのサイン会に参加でき、お互いに健康でいましょうねと誓い合う?ことができたのもすごく心の支えにな ...
フリースタイルのシーンで活躍したラッパーの写楽さんは、プロデューサー・Aru-2さんと制作した「Sakurazaka」をリリース。双極性障害で苦しんだ写楽さんの3年間が刻み込まれています。「自分の内と外」をどうやって再定義していったの ...
かつてアイドルグループ「ファーストラバーズ」のリーダーを務めていた東条すみれ。アイドルの夢破れた今は家賃3万円のボロアパートに住み、酒、タバコ、パチンコが大好きなスナック勤務31歳になっていた。自堕落な日々を送っていた彼女がイトコの男子高校生・雄星( ...
①JR冥界ドキュメント 国鉄解体の現場・田町電車区運転士の一日(村山良三著、梨の木舎・1980円) ②統治される大学 知の囲い込みと民主主義の解体(駒込武著、地平社・2200円) ③バトラー入門(藤高和輝著、ちくま新書・1034円) ...
人気の本の著者が、全国各地の学校を訪ねて特別授業をする、朝日新聞社主催の読書推進事業「オーサー・ビジット」。小説家の藤岡陽子さんが今回訪ねたのは、兵庫県神戸市の神戸龍谷高校。スポーツ紙記者から、看護師、そして作家へ。波瀾万丈な半生を ...
年末の風物詩、ミステリー小説のランキングが出そろった。主なランキング(「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」「ミステリが読みたい!」)の1位は青崎有吾「地雷グリコ」(KADOKAWA) ...
本書が愛されるのは、日本社会には「ごはんが待ち遠しい」と思いながら仕事や勉強をする人が少なくなっているからだろう。お腹(なか)が空(す)かない。食事時間が少ない。ダイエットが義務。食事も仕事の一部。そんな社会が深く病んでいることを、 ...
①ソコレの最終便(野上大樹著、ホーム社・2200円) ②駄目も目である 木山捷平小説集(木山捷平著、岡崎武志編、ちくま文庫・1100円) ③ことばの番人(高橋秀実著、集英社インターナショナル・1980円) ...